Youtubeなどの動画サイトでカッコいいエレクトーン演奏を見たことがありますか?
豪華な音が流れているけどどんな仕組みになっているの?と気になっている方もいると思います。
youtubeなどの動画サイトでの演奏は、
①楽譜とレジストデータを購入して演奏する
②自分で楽譜やレジストデータを作って演奏する
の2パターンに大別できます。
今回は
②自分で楽譜やレジストデータを作って演奏する
≪①についてはこちら≫
オリジナルアレンジとは
youtubeなどの動画で、「オリジナルアレンジ」と記載があれば、その演奏は奏者自身がアレンジしたもの、ということになります。
つまり、販売されている楽譜やデータではなく、奏者自身が自分で楽譜やレジストデータを作成している、ということです。
このオリジナルアレンジはどんな手順でできているのか、代表的なアレンジ方法を紹介します。
ポピュラー曲の定番 耳コピ
オリジナルアレンジで一番多いのは耳コピです。
ピアノには音色の変化やリズムはありませんが、エレクトーンはそこも含めてアレンジしていきます。
エレクトーンのオリジナルアレンジでアレンジャーが作るものは、楽譜とレジストです。
楽譜
エレクトーンは上下とペダルの3段鍵盤なので、
どこをどの鍵盤で弾くか、右手・左手・ベース(足)をどのように使っていくか考えながら作成します。
アレンジャーによっては、暗譜で弾くため楽譜は作らない人もいます。
レジスト
レジストは、『音色のデータ』と『リズムのデータ』を保存できるものです。
音色は、上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤それぞれに、使いたい音をセットします。
複数の音色を混ぜることもできるし、場面によって全く違う音色に変えることもできます。
リズムは、バスドラム・スネアドラム・ハイハットなどの楽器をどんなタイミングで鳴らすかなどの打ち込みをします。
このレジストデータの作成が奥深く、カッコいい演奏のための最大のポイントです。
クラシック曲はスコアリーディングという方法も
クラシック曲の場合、スコアから編曲する方法もあります。
大編成のオーケストラの場合、全ての音を弾くことはできないので、
どのパートをどのように弾くかのセンスや繊細なレジストデータ作りが求められます。
豪華な演奏に聞こえるためのたくさんの工夫をしています。
【まとめ】オリジナルアレンジは、奏者の才能の結晶。ぜひ楽しんで!
エレクトーンで、自分で楽譜やレジストデータを作って演奏する方法をまとめました。
アレンジャーが時間をかけて作ったレジストデータにも注目しながら、ぜひいろいろなエレクトーン演奏を楽しんでください!
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