お子さんに音楽の習い事をさせたい
まずは有名なヤマハかな?
と考えている方へ、ヤマハ音楽教室のコースについて解説していきます。
2024年現在、ヤマハ音楽教室(YAMAHA MUSIC SCHOOL)では、コース改定を順次行っているため、コース体系が複雑になっています。
入会できるコースは年齢で決まるので、年齢ごとにコースを解説していきます。
お子さんの年齢と照らし合わせながらお読みください。
≪現在ヤマハに通っている方へ来年度はどうなるのか、進級についてはこちらで解説しています≫
これから習い始めようと思っている方へ
年齢ごとの各コースを解説していく前に、把握しておくと良いことがあります。
・基本的には学年でコースが決まる
・多くのコースで5月から4月までを1年としている
それぞれについて細かく見ていきましょう。
基本的には学年でコースが決まる
WEB広告やCM、チラシでは、○歳向けの○○コースという表現が多く使われていますが、実際のコースは基本的に学年で区切られています。
つまり、「3歳児コース」となっていた場合、対象は2020年4月2日生まれ~2021年4月1日生まれまでの、幼稚園などで言う年少さんということです。
夏、秋から始めようと思った際、既に4歳になっているお子さんもいらっしゃると思います。
コースを間違えやすいので、気をつけていただければと思います。
多くのコースで5月から4月までを1年としている
ヤマハの1年間は5月のゴールデンウィーク明けに始まり、次の年の4月までです。
体験レッスンが2~4月に実施され、5月から新しいクラスがスタート、というのが標準です。
6月以降は途中入会となりますので、体験レッスンの時期と比べると説明が簡素化される場合もあります。
事前リサーチをしっかりとし、質問したいことをまとめておくのがおすすめです。
年齢別ヤマハのコース
それでは、年齢(学年)ごとにどんなコースがあるのか紹介していきます。
1~3歳のドレミらんど
ヤマハでは、1歳からコース展開があります。
1歳~2歳の「らっきークラス」、2歳~3歳の「ぷっぷるクラス」、まとめて「ドレミらんど」と言われることもあります。
これらのコースは例外的に4月開講3月までを1年としていることが多いです。(センターによっては5月開講の場合もあります)
コースの内容は、情操教育の考え方が元になっており、
・音楽に合わせて体を動かす
・歌を聴いたり歌ったりする
・イメージを広げながら音楽を聴く
などを通して、心の成長を応援していく内容となっています。
既に開講しているクラスは、人数に空きがある場合見学することができ、何月からでも入会できます。
≪ドレミらんどについて詳しくは公式ホームページで≫
3歳から始める「ぷらいまりー」
3~4歳(年少さん)対象のコースは、今年から始まった新しいコース「ぷらいまりー」です。
小学校に入るまでの3年間で、その時期に合わせた音楽体験によって、音感をつけながら音楽の基礎を学びます。
≪ぷらいまりー1についてはこちらでも解説≫
年少さん対象の1年目では、歌うことと鍵盤に親しむことを中心に、楽しみながらさまざまな音楽体験をしていきます。
秋ごろに「ド」を弾く曲が出てきて、そこから少しずつ「ドレミ」を弾く経験をしていきます。
2年目から本格的に鍵盤の学習が始まります。
「鍵盤ソルフェージュ」の考え方で、ただ弾くだけではなく、耳の力をつけながら、音楽的に表現することを目指します。
≪公式サイトはこちら≫
年中、年長さんは「幼児科」
4~6歳の年中さん、年長さん対象は「幼児科」というコースです。
≪コースの内容はこちらでも解説≫
開講は5月、入会のタイミングで年中さんでも年長さんでも2年間のコースです。
6~7月頃までは、5月に開講したクラスに途中入会できます。
8月以降は基本的に「幼児科パーソナルレッスン」という個人レッスンでグループレッスンの進度に追いついてからグループに合流する形になります。
≪パーソナルレッスンについて公式サイトはこちら≫
≪幼児科の概要についての公式サイトはこちら≫
小学生低学年から始める「プレジュニア」
小学生の初めて鍵盤を学習する方のためのコースは、2024年から新しいコース「プレジュニア」になりました。
グループレッスンの「プレジュニア」と個人レッスンの「プレジュニアパーソナル」に分かれます。
標準1年間で、「ぷらいまりー2、3」や「幼児科」と同じような音楽の基礎を学び、その後小学生向けの総合音楽教育のコース「ジュニア」「ジュニアパーソナル」に進んでいくことができます。
これまで、小学生から始めると演奏中心のコースにしか進めませんでしたが、ヤマハならではの総合音楽教育を受けることができるようになりました。
≪プレジュニアの公式サイトはこちら≫
【まとめ】音楽へのこだわりは昔も今も変わらない!「ヤマハ」のコースで充実した音楽体験を
年齢別のヤマハのコースについて解説してきましたが、いかがでしたか?
コース改定があり、ここから数年は以前からのコースと新しいコースが混在することになりますが、ヤマハの大切にしていることは変わりません。
お子さんの年齢に応じたコースをぜひ体験、見学してみてください。