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ヤマハ『幼児科』ってどんなコース

幼児科

ヤマハ音楽教室の年中、年長さん向けコース「幼児科」
どんなことを学んでいる?どんなレッスン?など興味がある方へ向け、現役講師目線でコースの解説をします。

幼児科のレッスンの目標

幼児科で育てたい力の中で、一番大切なのが「音感」です。

「音感」という言葉はいろいろな意味合いで使われますが、ヤマハで育てている「音感」は、
さまざまな音楽の要素(音名だけでなく、リズム・強弱・アーティキュレーションなど)を聴き取ることができる耳の力です。

音楽をさまざまな角度から捉えることができる耳の力を持つことで、鍵盤の演奏だけでなくさまざまな楽器の演奏や歌唱に活かすことができます。

全ての音楽に活かすことができる基礎力を身につけていくコースです。

なぜエレクトーン?音楽の基礎を鍵盤で学ぶ意味

幼児科では、「歌うこと」と「鍵盤を弾くこと」によって音楽の基礎を学びます。

「歌うこと」は、幼児にとって最も簡単に取り組める表現方法です。
元気な感じ、やさしい感じなど、曲の表情も歌でなら簡単に表現することができます。
たくさん繰り返して歌うことで、さまざまな音楽表現を蓄えていきます。

楽器の中でも鍵盤楽器は、鍵盤を押すだけで正しい音程で発音するという大きな特徴を持っています。
管楽器や弦楽器より発音が容易で、音程を自分で調節する必要もありません。
耳の力を育てながら音楽の基礎を学ぶのに最適な方法が、鍵盤楽器を使用した学習になります。

幼児科では子供たちはエレクトーンを使用します。幼児科でエレクトーンを使う理由は≪こちら≫

前述の通り幼児科の間はエレクトーンを学んでいるのではなく、音楽の基礎を学習しているので、将来的にやりたい楽器がピアノでも問題ありません。

幼児科のレッスン内容

では、実際のレッスンはどのような感じなのか紹介していきます。
1回60分のグループレッスンで扱っているのはこのような内容です。

♪歌詞唱

歌詞がついた曲は、毎回1曲歌います。
先生のエレクトーンやピアノの伴奏に合わせて歌うことが多いです。

♪メロディー暗唱

ドレミの歌を、先生のまねをして歌うことで覚えていきます。
歌であれば、弾くと難しい速いフレーズや離れた音程などもたくさん経験することができます。
ドレミで歌いますが、曲の題名や曲調からイメージを広げ、気持ちをこめて歌います。

♪レパートリー

弾く項目の中心はレパートリーです。
通常のピアノ教室に多い「楽譜を読む」→「弾く」ではなく、
「聴く」→「歌う」→「弾く」→「読む」の順番でレッスンします。

「聴く」→「歌う」の間にたくさんイメージを広げ、どんな風に弾きたいか意識しながら「弾く」ことで、
幼児であっても音楽的な表現を目指します。

♪鍵盤あそび

レパートリーで出てくる新しい和音や新しいポジションを先行して経験し、スムーズにレパートリーに進むための曲が用意されています。

以上の項目を主にレッスンします。

大きな特徴としては、1回のレッスンで8~10曲程度に取り組むことです。
1回のレッスンで大幅に進めるのではなく、1曲あたり5~10週くらいをかけて少しずつたくさんの曲に取り組みます。

そうすることで、1曲1曲をしっかりと耳で捉えて理解した上で新しい曲に進んでいくことができます。

【まとめ】幼児期は音楽の基礎を学ぶのがおすすめ

ヤマハ「幼児科」について紹介してきました。

つい目先の「弾ける」に注目してしまいがちですが、この時期に音楽の基礎を学び、たくさん耳の力を使って音感をつけていくことが、
長く音楽を続けていく上で大切なことです。

「幼児科」に興味をもった方はぜひレッスン見学に行ってみてください。
(今の時期から始める場合は、数ヶ月個人レッスンでグループの進度に追いつき、その後グループに合流する形になります)

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