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ヤマハ音楽教室の新コース「ぷらいまりー」ってどんなコース?

ぷらいまりー

2024年5月から、新しいコース「ぷらいまりー」がスタートしました。
どんなコース?どんな力がつくの?など講師目線の本音も交えながら解説していきます。

「ぷらいまりー」のコース概要

「ぷらいまりー」の対象年齢

2024年5月から始まったのは、年少さん対象の「ぷらいまりー1」になります。
この「1」というのは、1年目のことです。

なお、年中さん、年長さんは「幼児科」というコースです。
リニューアル前のコースにはなりますが、この「幼児科」も満足度の高いコースですので、ぜひ体験レッスンやレッスン見学に行ってみてください。

「ぷらいまりー」は何年コース?

2024年5月開講で3年間のコースです。

年少さんで始めると、年中年長まで同じコースで続きます。

なお、修了が4月になるので、1年生になってすぐの4月まで「ぷらいまりー」に通います。

ぷらいまりー修了後は児童向けコース(ジュニア各コース)に進級します。

「ぷらいまりー」のレッスン形態について

月3回、1回50分のグループレッスンを基本とし、
それぞれの希望に応じて個人レッスンの併用ができるコースです。

「ぷらいまりー」は3年間のコースですが、年次によって推奨のレッスン形態が異なります。

1年目 グループレッスンのみを推奨
(希望する場合月1回20分の個人レッスンを併用可能)

2~3年目 グループレッスン+月1回個人 を推奨
(希望に応じて月0回~3回まで個人レッスンの回数を調整可能)

となります。

講師目線で解説すると、
1年目(年少さん)は楽しく色々な音楽を体験が大切なので、グループレッスンのみでOK。
2~3年目は、音楽教育の側面が強くなっていくので、グループと個人を併用した方が良い。
という感じになります。

グループレッスンの大きなメリットとして、クラスメイトの存在があります。
1人で歌うのは恥ずかしくても、クラスメイトと一緒なら元気に歌える、クラスメイトが頑張っているなら自分も頑張る、という環境が生まれやすいです。
きちんと声を出して歌う、クラスメイトと揃えて弾くなどの経験は、ヤマハの特長の1つである音感の成長に大きくつながります。

一方で、自己流の弾き方をしてしまうなどの一人一人の弾き方や苦手なポイント、逆にレッスン内容を物足りなく感じるなどへの対応は、グループレッスンのみでは難しい部分があります。
そこで新しく導入されるのが、個人レッスンの併用の推奨です。
講師としても、生徒さんの満足度が上がるのでは、と期待しています。

「ぷらいまりー」でどんな力がつくの?

パンフレット等では、
・音感の育成
・鍵盤基礎力の育成
・鍵盤表現力の素地
などと書かれています。

1つずつ噛み砕いてみるとこんな感じです。

音感の育成

「音感」という言葉にはいろいろな意味がありますが、ヤマハでの「音感」は、音楽からさまざまな情報を聞き取れる耳の力です。

ドレミの音名だけでなく、音の長さやリズムはどうか、アーティキュレーション(スラー、スタッカートなどの弾き方)はどうか、音の強さはどうか、どんな曲想(やさしく、やわらかく、元気に、力強くなど)で演奏されているか、など音楽にはさまざまな要素があります。

そんなさまざまな要素を聞き取って、演奏で表現できる(表現しようとする)姿を目標とする音感教育を、グループレッスンの中で行います。

鍵盤演奏の基礎

まず大切にしているのは、ドレミと鍵盤の一致(鍵盤把握)です。
弾きたい音がわかっても、どの鍵盤を弾いたら良いかわからなければスムーズに弾くことはできません。

初期は右手も左手も「ドレミファソ」のポジションで弾ける曲に取り組み、「ソラシドレ」「ファソラシド」と広げていきます。

一般的な初級教本は、左手を中央ドから「ドシラ」と下がる形で広げていくものが多いですが、ヤマハでは左手も「ドレミファソ」のポジションから始まります。

お子さんの成長に合わせて、1年目の秋頃から
「ドレミ」の鍵盤を弾く経験に取り組み始め、3年目のコース修了時には、バイエル後半程度の両手曲に取り組んでいます。

鍵盤表現力の素地

ヤマハ音楽教室では、「こんな風に弾きたい!」という気持ちを持てることを大切にしています。
元気な曲、きれいな曲、明るい曲、さみしい曲などさまざまなタイプの曲を歌ったり弾いたりすることを通して、いろいろな表現をインプットし、少しずつお子さん自身の歌や演奏で表現できるようになっていきます。

ぷらいまりー1 どんなレッスンをしている?

現在開講されている年少さん向けぷらいまりー1では、次の内容でレッスンしています。

  • 歌詞唱…イメージを広げながら、さまざまな曲を歌います。曲によっては手遊びや身体表現を伴いながら歌います。
  • 鍵盤あそび…エレクトーンを使って、リズムをたたいたり、さまざまな音を鳴らしたりします。あそびの中で、鍵盤の高低や黒鍵と白鍵の違いなど、鍵盤演奏につながるさまざまな要素を自然と学びます。
  • リズムステップ…音楽に合わせて身体を動かします。
  • 鑑賞…講師の持つ大型絵本やテキストの絵を見ながら音楽を聴きます

【まとめ】まずは体験レッスンやレッスン見学に

ここまで、ヤマハの新コース「ぷらいまりー」について紹介してきましたが、百聞は一見に如かずです。
ぜひ、体験レッスンやレッスン見学に行ってみてください。

新規募集をしている時期(2~4月が多いです)は、体験レッスンがあります。
コースの説明もあり、質問などにも答えてもらえます。

それ以外の時期についてですが、1年目は随時入会が可能なため、既に開講しているクラスに途中入会するためレッスン見学を受け付けていることが多いです。
レッスン見学については〈レッスン見学のポイント〉も参考にしてください。

1人でも多くのお子さんに、素晴らしい音楽との出会いがあることを願っています。

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