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ピアノのレッスンを始めたい!グループ、個人どちらが向いている?

お子さんが
ピアノが弾けるようになりたい!
ピアノを習いたい!

と言ったとき、まず悩むのは教室選びではないでしょうか。

大手教室、個人教室、グループレッスン、個人レッスンなど、さまざまな形態がある中、どのように教室やレッスンの形態を選んでいけば良いか、解説していきます。

目指す将来の姿は?

まずは、何を目的とするのか、ビジョンを持つことが大切です。
といっても、1度決めた目標を変えてはいけないわけではないので、気軽に考えてみましょう。

大きく分けると、
音楽を楽しむ力をつけさせたい
のか、
レベルの高い曲を弾く力をつけさせたい
のか…
もちろん両方で良いのですが、どちらに重きを置きたいのか考えてみましょう。

音楽を楽しむ力をつけさせたい場合は、レッスンの内容が特に大切です。
レベルの高い曲を弾く力をつけさせたい場合は、講師との相性が特に大切です。

音楽を楽しむ力とは

音楽を楽しむ力とは、具体的には
・その曲に合ったノリで聴ける、歌える、演奏できる
・曲を聴いたときに、いいな!という部分を見つけられる、音楽のいろいろな要素を聞き取れる(音感がある)
・他の人とリズムを合わせられる(リズム感や等速感がある)
などが挙げられます。

それを応用していくと
・耳コピして好きな曲のメロディーが探せる
・耳で聴いてハーモニーも探せる
・自分の技術で弾ける形にアレンジできる
・演奏したい人数や形態に合わせたアレンジができる
というように広がっていきます。

ここまでくれば、音楽の楽しみ方は無限大です。
とても素敵なことだと思いませんか?

この力、ただレッスンに通うだけではなかなか身に付けることができません。
特に、クラシックだけを学ぶスタイルの教室では、クラシック以外のノリを学ぶことはできません。

教室を選ぶ際に、
・クラシックだけではなく幅広いジャンルを扱っているか(好きな曲だけやるというのも✕です)
・歌うことを重視しているか
を気にしてみてください。

ヤマハ音楽教室(YAMAHA MUSIC SCHOOL)では、総合音楽教育のレッスンが受けられます。

幼児なら「ぷらいまりー」「幼児科」、
小学生なら「プレジュニア」で音楽を始めるのがおすすめです。

≪ヤマハ音楽教室のコース、総合音楽教育について詳しくはこちら≫

弾く力をつけるためには

弾く力をつけるためには、
・上達したいというお子さんの意志
・毎日集中して練習に取り組める家庭の環境
・上達につながるレッスン内容
が必要です。

特に大切なのが、お子さん自身が上達したいという気持ちになること、それを維持できることで、そのために講師との相性は大切です。

厳しい先生であれば上達できるかというとそうでもなくて、お子さんのタイプに合った講師のレッスンを受けることが大切です。

レッスン見学や体験に行った際に、
・先生の話し方がお子さんに合っているか
・レッスン内容や指導方針が希望と合っているか
などをよく確認すると良いでしょう。

各レッスン形態の特長、向いているお子さんのタイプは?

続いては、レッスン形態について解説していきます。
レッスンの形態は、主にグループレッスンと個人レッスンがあります。

それぞれの特徴と、いいところ取りでおすすめの併用レッスンについて、紹介していきます。

グループレッスン

グループレッスンのメリットは何といっても、一緒に頑張る仲間がいることです。
音楽の習い事をする上で、辛い思いばかりして欲しいと考える保護者はいないと思います。
子どもたちにとって、一番簡単に音楽を楽しめる形が、おともだちと一緒に歌うこと、弾くことです。

心が折れそうになったときにも、おともだちも頑張っているな、と感じられることで前向きに取り組むきっかけにもなります。

音楽的な要素としては、「等速感」(最初から最後まで同じ速さで弾き続けられる力)が鍛えられることが大きいです。
1人で演奏していると苦手なところで止まったり、途中で速さがブレてしまったりしますが、他の人と合わせることで、曲の流れを感じて演奏することに慣れていきます。

続けていくと、一人で演奏するときにも等速で弾き続けられるようになっていきます。

グループレッスンに向いているお子さん

意外かもしれませんが、家の外ではおとなしく、あまり積極的な行動ができないお子さんに、特にグループレッスンをおすすめしたいです。

歌うことや弾くことは、けっこう勇気が必要なことです。
グループレッスンでは、皆で一緒に歌うことが多いので、声も出しやすいですし、皆の前で演奏することで度胸もつけることができます。

最初は大変かもしれませんが、レッスンを積み重ねてその環境に慣れてしまえば、自分の考えなどを話すことよりもハードルが低く、感じたことを表現することができます。

表現できるということは、発散できるということです。普段なかなか思ったことを表に出せないお子さんも、思い切り弾くことができるとストレスなども溜めにくくなると思います。

もちろん皆でワイワイ楽しむことが好きなお子さんにもグループレッスンはおすすめです。

個人レッスン

個人レッスンは、その名のとおり一人でレッスンを受けることになりますが、そのメリットは一人一人の得意不得意に合わせてレッスンしてもらえることでしょう。

例えば、グループレッスンで両手に取り組んでいると

・合わせ方もわかってスムーズに弾ける
・どの音とどの音が合うか分かっているのに、指の動きがスムーズにいかない
・どうやって合わせたら良いかいまいちわからない

など、それぞれにさまざまな課題があることも多いです。
グループレッスンの中では、1人ずつにゆっくり時間をかけることができないので、個別の課題については家庭学習でクリアしていくことになり、それが大変なお子さんもいらっしゃいます。

個人レッスンが向いているお子さん

1つのことに長い時間集中できるお子さん、年齢に対して手先がとても器用だったり記憶力がものすごく良かったりするお子さんは、
個人レッスンが向いています。

相性が良い先生と出会えれば、レッスンと練習の相乗効果でぐんぐん力を伸ばすことができるでしょう。

【おすすめ!】グループと個人の併用

私自身が一番おすすめしたいレッスン形態は、グループレッスンと個人レッスンの併用です。

両方の良いところどりをしながら、効率的に力をつけていくことができます。

ヤマハ音楽教室のジュニアコースでは、
グループレッスンでソルフェージュを中心とした学習、個人レッスンで演奏力を向上させるための学習をしていく形態が選べます。
≪ヤマハのグループレッスン、個人レッスンについて詳しくはこちら≫

ネックとなるのは、レッスン時間が長くなる分月謝が高くなってしまうことです。
その点についての私の考えですが、『せっかく音楽の習い事をするなら、きちんと力をつけた方が良い』と思います。

習い始める際に辞めるときのことはあまり想像しないと思いますが、
小学校低学年で練習がイヤになってしまい辞めてしまうお子さんもいらっしゃいます。

練習がイヤになってしまう原因は
・レッスンでやっている曲が好きになれないこと
・どのように練習したら良いかが分からないこと
・練習を頑張ったからできるようになった!という成功体験が少ないこと
などがあります。

グループ+個人レッスンの形態では、それぞれのデメリットをカバーしながら、幅広い音楽体験をすることができます。

せっかく音楽の習い事をするなら、長く続けて、いろいろなことに活かせる力をつけるところまで頑張ってもらいたいと思います。

お子さん、保護者の方に合った教室の選び方

どのような形態で習っていきたいか決まってきたら、そのレッスンを提供している教室選びをしていくことになりますが、
選択肢が複数ある場合、どのような観点で選んでいくと良いのでしょうか?

お子さん、保護者の方に合った教室の選び方を解説していきます。

お子さんにとって良い教室とは?

お子さん目線で考えれば、先生との相性が一番大切です。
大人とは違う感覚を持っていることも多いので、保護者が「怖そうだな…」と思った先生でもお子さんが全然平気な場合もありますし、ちょっとした声かけが「この先生は苦手」と感じてしまうこともあります。

長く続けて上達していくためには、先生との信頼関係は大切なので、お子さんが先生に対して感じたことも判断の1つにしていただくことをおすすめします。

保護者にとって良い教室とは?

お子さんだけでなく、保護者の方と先生との相性も大切です。

押しに弱いから不安…という方は、受付があるタイプの教室の方が良いと思います。

何か心配ごとがあったときに、先生に相談しにくかったら、受付スタッフに相談することができますし、
先生に楽器購入の勧誘をされてしまったけど断りたい、というときにも直接断るだけでなく他に相談する相手がいるのは安心です。

しっかりとコミュニケーションをとれるタイプの方であれば、大手か個人教室かにこだわらず、レッスンの内容や先生との相性で決めていくと良いでしょう。

【まとめ】充実したレッスンは教室選びから

いかがでしたでしょうか?

お子さんが習い事を始めるにあたって、教室選びは大切なので、この記事が参考になれば嬉しいです。

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