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ヤマハ「幼児科」おうちでの練習のポイント

幼児科

ヤマハ音楽教室に通っているけど、練習がうまくできていない気がする…そんなお悩みはありませんか?
今回は、幼児科にお子さんが通っている方に向けて、時期ごとの練習のポイントをお伝えします。

ぷらいまりー1(幼児科1年目前半)の練習

レッスンが始まって数ヶ月。すんなりできないことも増えてきたこの時期の練習のポイントです。

保護者が焦らず待つ

レッスン中はある程度ペースについていくために、保護者の方が弾く音を指差したり、時には上から指を押して教えたり、ということもあると思います。

しかし、ご家庭での練習でも同じようにしていると自分で探す力がつきません。

時間がかかっても「ドレミファソ」の場所に自分で準備する、自分の力で探す、ということを繰り返していくことで、鍵盤の把握ができます。

探すまでに時間がかかっている時も、すぐに手を出すのではなく、『いつもの2倍待ってみる』を試してみてください。

できる曲をたくさん弾く

難しい曲ばかり弾くのは、お子さんにとってもモチベーションがなかなか上がらないと思います。

できることを繰り返すことも、鍵盤把握をして他の曲を弾きやすくするために効果があります。

好きな曲や得意な曲から練習を始め、
その後少し難しい曲に取り組んで、また得意な曲、という感じで、上手くできたと感じられる時間を増やすようにするのがおすすめです。

ぷらいまりー2(幼児科1年目後半)の練習

レッスンに通い始めて半年以上たって、レッスンは楽しそうだけど練習はあまり積極的ではない…
そんなお子さんでも効率良く練習するポイントをお伝えします。

歌いながら弾く

レッスン中に「歌いながら弾いてね」と言われることはありませんか?

歌いながら弾くことで、自分が弾く音に集中することができます。
弾く音の音名、リズム、弾き方などをよくイメージして練習することで、ただ弾いているだけより何倍も充実した練習になります。

また、歌った音楽と弾く音楽を一致させ、それを聴いて実感することで、耳の力をぐーんと伸ばすことにもつながります。

歌いながら弾くことが苦手な場合は、横で保護者の方が一緒に歌ってあげましょう。

かたてずつの練習が大切

ぷらいまりー2からは両手で弾く曲も始まります。
両手で弾く曲も、レッスンでは
たくさん歌う→右手を弾く→左手を弾く
という順番で何週もかけて取り組んでいきます。

練習は、両手が宿題になってから頑張るのではなく、かたてずつの時期からコツコツ練習を積み重ねることを意識しましょう。

また、両手が宿題になってからもかたてずつの練習は大切です。
右手、左手、それぞれの音を歌った通りに弾けること、曲に合った弾き方で弾けることを大切にすることで、両手の演奏も指を動かすだけではない素敵な演奏になります。

ぷらいまりー3(幼児科2年目前半)の練習

幼児科2年目になると、難しい曲も増えてきます。ここで頑張れるかどうかがこの先うまく続けていけるかどうかの分かれ目です。

和音を得意に

幼児科のカリキュラムはハーモニー(和音)が軸となっています。
「ロンドンばし」と「もりのあさ」は左手が同じ(ソシレ・ファ#ドレの和音)、
「こぐまのマーチ」と「おはよう」は和音の順番は違うけど同じ和音を使う(ファラド・ミシ♭ド)など、
一度出てきた和音は他の曲でも出てきます。

和音が得意だと左手にスムーズに取り組めるので、右手が難しい曲を両手で弾くときに、右手に集中できます。

左手の練習や和音を練習する鍵盤あそびにたくさん取り組んでください。

好きな曲、得意な曲を見つける

曲が難しくなったときに大切なのは、「音楽が好き」という気持ちを持ち続けられることです。

聴いたり歌ったりして「この曲好き!」があれば、レッスンに行くモチベーションになります。

曲調が好きなレパートリーは、弾くことも他の曲より頑張れます。

もちろん好きではない曲も練習しなくてはいけないですが、好きな曲だけでもたくさん弾くことで、鍵盤把握ができたり、指の力がついたりします。

好きな曲を見つける、好きな曲は練習を頑張るを意識してみましょう。

ぷらいまりー4(幼児科2年目後半)の練習

もうすぐ幼児科も修了。次のステップに向けて少しずつお子さん自身でできることを増やしていきたい時期です。

保護者は口出ししすぎない

お子さんの演奏の間違いなどを指摘しすぎないようにしましょう。少しずつお子さん自身で今弾けていたか弾けていなかったかなどを判断し、次の練習につなげていきたい時期です。

分かっていたのに間違えてしまったときに声をかけてしまうとケンカになりやすいです。
お子さんが頑張っているのを見守るだけ、という距離感も必要になってきます。

部分練習が大切

口出ししすぎないとは言っても、練習のやり方についてはお子さん自身で論理的に考えるのは難しいので、サポートしてあげてください。

曲が長くなってくるので、部分練習はとても大切です。

通して弾いた後どこが難しかったか一緒に確認して、難しかったところだけ何回も練習する、
レッスンで先生にここに気をつけてねと言われたポイントを一緒に思い出し部分練習する、
などこれからの練習にも必ずつながる部分練習のやり方をこの時期に習得できると良いですね。

【まとめ】お子さんの成長に合わせた練習サポートを

時期ごとの練習のポイントをまとめてみました。
上記の練習のポイントに加え、お子さんそれぞれの得意・不得意に合わせたサポートをしていくことで、楽しくレッスンを続けることができます。

ご家庭で練習する際の参考にしていただけたら幸いです。

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