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家庭での練習、できないと怒る、泣くそんなときどうしたら良い?【4~6歳】

ピアノ

ピアノ・エレクトーンなどの楽器の習い事には、ご家庭での練習が必須です。
大人は練習しなければ上手にならないことが分かっていても、お子さんが理解するのはなかなか難しいこと。

お子さんの性格はさまざま。接し方に気をつけるだけで練習がしやすくなる場合があります。

お子さんのタイプ別に接し方をお伝えします。

1.完璧主義タイプ

自分の思いどおりにいかないとイライラ。怒りだしたり、泣き出したりするお子さんも多いです。
完璧主義なお子さんの練習に付き合うポイントはこちらです。

一緒にイライラしないようにする

お子さんがイライラしている時には、保護者の方は少し距離をとると良いです。
そんな時に「やらないとできるようにならないよ」などのネガティブな声かけすると逆効果で、さらにイライラさせてしまうことがあります。
「落ち着くまで遠くにいるね」と距離をとるのがおすすめです。

お子さんがものに当たる(鍵盤をたたくなど)反応を見せた場合は、「少し休憩しようね」
とお子さんを楽器から離すようにしましょう。

完璧でなくても大丈夫と根気強く伝える

楽器の練習をしていく上で、いつも完璧にできる訳がないというのは当然のことなのですが、小さいお子さんにはなかなか受け入れられないことだったりします。

「レッスンや練習では間違えても大丈夫なんだよ」「たくさん間違えてもその分たくさん練習する人が上手になれるんだよ」と根気強く伝えてあげましょう。

1~2年続けていけば、いつでも完璧に弾けるわけではない、間違えても大丈夫と理解できるようになるので、長い目でみてあげましょう。

2.ネガティブタイプ

できないとすぐに泣いてしまう、すぐに諦めてしまうお子さんも多いです。
ネガティブなお子さんの練習に付き合うポイントはこちらです。

悲しい、悔しい気持ちに寄り添う

できなくて泣いているときに「何で泣くの?」と言わないようにしましょう。
「難しかったね」「悔しいね」と共感の言葉をかけてあげるようにしましょう。

「難しいことも少しずつ練習すればできるようになるよ」「昨日よりも上手にできているよ」と励まして、何度もチャレンジするのに付き合ってあげるのもこの時期のお子さんにとっては大きな力になります。

「できた」を経験できるようにサポートしてあげる

レッスンや練習で保護者がどのくらい手を出して良いかはとても迷うところ。
レッスンに関しては、先生とコミュニケーションをとり、どの程度手を出して良いか確認するようにしましょう。

家庭での練習でも、あまり手を出さないように言われることもあると思いますが、
このタイプのお子さんには「できた!」を経験させてあげることも大切です。

特にレッスンに通い始めの頃は、お子さんの様子を見ながら、成功体験を積み重ねられるようにサポートしてあげましょう。

3.甘えん坊タイプ

レッスンでも保護者の顔ばかり見る、家庭での練習も甘えてばかり。
甘えん坊さんの練習に付き合う際のポイントはこちらです。

メリハリをつける

幼児の練習の際の保護者の役割は、基本的にはたくさん褒め、励ますことですが、
集中していない時、ふざけている時も褒めるだけなのは適切ではありません。

きちんと頑張ると褒めてくれるという環境になれば、練習の質も上がります。

練習の際のメリハリも意識してみましょう。

「自分の力でできたね」を大切に

甘え上手なお子さんは、練習中も「教えて」と言うことが多いかもしれません。

もちろん初めてのことや難しいことなど、手助けが必要な場合もありますが、
本当は自分の力でできることなのにいつも教えてあげていると、伸びるはずの力が伸びずにもったいないです。

「一人でもできるかもよ」「自分で探してごらん」と声をかけて、できたときにはたくさん褒めてあげましょう。
難しかった時には、「自分でチャレンジして頑張ったね」とチャレンジしたことを褒めてあげましょう。

【まとめ】お子さんに合った接し方で充実した練習に

楽器の習い事は、レッスンの時間よりも家庭での練習の時間が長いです。
その練習をいかに充実したものにできるかが上達の鍵になります。

お子さんの性格は、近くで見ている保護者の方がわかることも多いので、練習する際の参考になれば嬉しいです。

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